11月18日分 工作機械教室ご報告

 長岡市にある「ものづくり総合支援施設匠の駅」様を貸し切って「はじめての工作機械教室(3回目)」を実施しました。
 貸し切りエリアはおよそ300m2。このスペースには所狭しと工作機械が置いてあります。FAB施設と呼ぶより「町工場」という方がしっくりきます。
 以下匠の駅様HPより画像をお借りしました。

 今回参加された方々は、メカ設計をされているそうです。設計の眼で機械を観察・確認しながら工作機械を操作されていました。

 工作機械教室で使用する「汎用フライス盤」ですが、慣れないうちはアップカットで削るほうが良いのですが、今回はダウンカットで切り込み深さを2ミリ、仕上げ0.05ミリで行いました。

 講師のCATLAB猫工房本田氏より、注意点として「材料からエンドミルが抜けるときに切り粉で材料が欠けやすい。そこで、壁に近づいたら切削方向を変え、外側から壁に向かってダウンカットで切り込みましょう。」と説明がありました。

 途中、ちょっとした寸法間違いがあり急遽デザイン変更をすることに…。一瞬焦りましたが、参加の方々はメカ設計者。そこは冷静的確にリカバリーする方法を考え即対応(さすが!です)。色々と体験できた工作機械教室になりました。
 ↓デザイン変更後のスマホスタンド

 色々とバタつくこともありましたが、怪我なく無事に終わることができホッとしています。

 「はじめての汎用工作機械教室」にご参加、ご協力いただきました皆様、匠の駅様、講師のCARLAB猫工房様、大変ありがとうございました。

MONOCAMPものづくり合宿実行委員会

ものづくり系イベントを企画実施している市民団体です

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